はじめての大会に向けて
■大会に出るために
テニスをする動機には運動不足解消や健康のためなどいくつかありますがその中の一つは、ゲームを楽しみたい、試合に出て勝ちたいという気持ちです。
そこで、大会にでるためにはどうするのかを順を追って説明します。
大会出場への手引き
まず、ジュニアの場合は、在住の都道府県テニス協会の大会情報をHPなどから入手します。ここに、大会日程、カテゴリー、参加資格などの案内があります。各大会によって参加資格が違う場合がありますので注意して下さい。
一般の場合は、テニススクールに張ってある大会案内やネットで調べれば自分のレベルに合った大会を見つけることができます。
大会の種類
基本的には公式大会・公認大会と一般大会に分かれます。公式大会とは、日本テニス協会・高体連・中体連・地域テニス協会主催の大会を指します。<国体、全日本ジュニア、インターハイ、全中などの予選大会>
公認大会とは、ポイントシステムを持っている協会が上記の大会の他にポイントが得られる大会を、テニスクラブや市町村協会などが申請して認められた大会のことです。
一般大会とは、協会などが関与していない、民間テニスクラブなどが行う大会のことです。この大会は誰でも参加でき、一番たくさん大会を開催しています。
登録について
公式・公認大会に出場したい選手は協会登録が必要です。一般大会だけしか出ない場合は協会に登録は必要ありません。
ジュニアの場合はテニスクラブに所属していれば、担当のコーチが登録や申し込みの準備をしてくれます。個人でやっている人(親や知人に指導受けている)は親が準備をして協会に直接登録します。
高校もテニス部のある学校は部活で登録をしますので、問題はありません。中学からテニスを始める場合は、テニス部のない学校が多いので部活が無ければ個人で協会に登録しなければなりません。
大会申し込みについて(エントリー)
ジュニアはクラブやスクール、中学、高校もテニス部に所属していれば出場人数をまとめて大会に申し込みをしてくれます。しかし、中学はテニス部のある学校が少なく、中学の大会に出ることが分かりにくい環境にあります。
ジュニアのエントリーは12歳以下・14歳以下・16歳以下・18歳以下のカテゴリーに分けて申し込みます。
年齢の基準は1月1日〜12月31日になります。レベルによっては下の年齢から上の年齢に出場することができます。ただし、1年間はその年齢の大会にしか出れません。
ポイントシステムを使用している地域では、夏の全国大会終了後は大会のカテゴリーを11歳以下・13歳以下・15歳以下・17歳以下に変更して、来年度のカテゴリー変更の選手のポイントを調整していることもあります。
大会の参加費用については、大会ごとに支払方法が変わることがありますので、大会要項と注意事項をよく読んで確認して下さい。申し込み方法についても郵送・FAX・電話と異なることがあります。