全ての結果は自分の責任である

 

テニス競技はたくさん大会があり、年間通してシーズンオフのほとんどないスポーツのひとつです。テニススクールでは選手の試合結果をホームページに載せて、スクールの宣伝をかねていることもあります。選手コースを熱心にされているスクールでは、特に試合の成績は重要になります。

 

 

このため、選手担当のコーチは選手の成績が上がるか下がるかにより評価されてしまうことがあり、試合のたびにテストを受けているようなものです。しかし、コーチが成長するにはこのような厳しい環境が必要かもしれません。

 

 

スクールのコーチだけではなく、学校や実業団の指導者には必ず試合の結果がついてきます。その時に何が起きたとしても全ては自分の責任であるということを忘れてはなりません。チームが勝てない、選手が勝てないのならばそれは自分の責任であり、勝てばチーム・選手が頑張ったからです。

 

 

コーチや監督は、原因が自分にあると思うことができたら、自分側の問題と捉えて次の行動を考え実行に移すことができます。逆に人のせいにしてしまうとその時点で問題が相手側に移り、自分側からは考えることができなくなり、そこからは何も解決策は生まれません。

 

 

指導者は「全ての結果は自分の責任である」ことを認めること、そして自分の責任として解決策を考え、行動に移していくこと。この思考が指導者として成長していくための礎になります。

 

 


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