資格試験対策

 

■資格試験対策(テニス教師)

 

 

資格試験については大きく分けて@共通科目A専門科目BデモンストレーションC指導実習(指導能力)があります。@とAは学科試験でBとCは実技試験です。

 

 

@共通科目

 

一般で受講される方はこちらをご覧ください。受講の手引き

 

適応コース承認校では、学校の授業でテストを受けて合格すれば免除になります。

 

 

A専門科目

 

 

テニス指導員を受験する場合はレポートの提出だけになりますが、テニス教師を受験する場合はナショナルトレーニングセンターで筆記テストを受けます。

 

 

・筆記テスト科目

 

 

1、テニスの戦術、2、グランドストロークの指導法、3、発育発達、4、レッスンカリキュラムの立て方、この4つすべてを60点以上で合格になります。60点以下の場合は落ちた科目だけ3年間再受験できます。

 

 

※筆記テストに関しては、2016年度はこのままだと思いますが、専門科目の指導教本が変更されましたので2017年度からは問題が変わる可能性があります。

 

 

Bデモンストレーション

 

 
ストロークとネットプレーのデモンストレーションは受講者同士で行いますので、フィーディングは受講者交代で行います。デモンストレーションとフィーディングの両方を採点されています。

 

 

1、ベースラインのシングルラインあたりから反対のシングルラインに向かいながらフォアハンド3球、ベースラインのシングルラインあたりから反対のシングルラインに向かいながらバックハンド3球打ちます。フィーディングはトップスピン・アンダースピン・フラットをコールして出します。

 

 

2、ネットプレーはサービスラインからフォアローボレー・バックミドルボレー・フォアハイボレー・深いスマッシュ・浅いスマッシュ、戻って、バックローボレー・フォアミドルボレー・バックハイボレー・深いスマッシュ・浅いスマッシュ

 

 

3、サーブはデュースサイド・アドサイド各2本、球種を変えてコールして打ちます。

 

 

4、1分程度のラリーを受講者同士で行います。

 

 

参考・テニス指導員のデモンストレーション

 

1、ベースラインセンターからフィーディングされたボールをフォアハンド・バックハンド交互に3球合計6球

 

2、ネットポジションでフィーディングされたボールをフォアハンド・バックハンド交互に2球合計4球

 

3、サーブ(デュースサイド・アドバンテージサイド)各2球、合計4球

 

※フィーディングはデモンストレーションの時に交代で行います。

 

 

C指導実習(指導能力)

 

 

初級クラスのレッスンを行う場合が多く、課題(グランドストロークとかネットプレーなど)は自分で決めます。課題に対し8分間の模擬レッスンを行います。指導実習計画表を提出しますので、試験管は、それに沿った内容の模擬レッスンをチェックしています。あまりに計画表と違うレッスンだと採点出来ません。

 

 

内容にはテーマ説明、デモンストレーション、フィーディング、ラリー形式、評価(まとめ)などが含まれなければならなりません。きちんと計画表を作りレッスンの流れと時間を頭に入れて内容を確認して下さい。

 

 

ポイントは、最初のテーマ説明の時に、アドバイスする言葉を入れておけば、レッスンでのアドバイスに繋がりを感じて効果的になります。また、危険防止の言葉のタイミングなども、足元にボールが予測できるメニューの前に入れるなどの工夫をするとスムーズにレッスンが出来ます。

 

 

8分間は長く感じますが、実際に行うと緊張のせいもあり、時間が足りない人が多くみられます。しっかりとした準備が大切です。最初のテーマ説明から最後の評価まで通して繰り返し練習して下さい。

 

 

※上記の試験内容は変更する場合がありますので、幅広く対応できるように対策して下さい。

 

現在、指導実習の8分レッスンデモビデオを作成しています。しばらくお待ちください。

 


HOME はじめに お問い合わせ プロフィール