専門学校の資格試験対応

 

テニスの専門学校では、テニス指導員テニス教師もしくは両方が取れます。認定校では共通科目は授業の単位を取れば免除される仕組みになっています。テニス指導員だけの資格であれば、学科試験の共通科目は免除なので専門科目のレポート提出だけでクリアできます。実技試験はデモンストレーションと指導実習(8分レッスン)があります。

 

 

テニス教師については、指導員と同じく単位を取れば共通科目は免除されますが、専門科目は筆記テストが実施されます。試験会場は東京のナショナルトレーニングセンターに全国からの受講者を集めて行われます。実技試験も指導員と同じくデモンストレーションと指導実習ですが、教師の場合はフィーデングも採点されます。デモンストレーション内容も少し増えています。

 

 

テニス教師は受講資格として実習(レッスン)80時間が必要です。専門学校ではテニススクールにお願いして、サブやアシスタントとして実際のレッスンにメインコーチと一緒に入れてもらいます。(学校により対応は違います)この時に、メインコーチがテニス教師・テニスコーチの有資格者であることが条件になりますので確認をしなければなりません。

 

 

※テニスクラブ・スクールにおいて、スクールでの指導経験が3年以上の勤務実績証明のある者は、公認テニス教師の現場実習80時間の講習を免除する規定もあります。 

 

 

□テニス指導員受講内容

 

 

■公認テニス指導員

 

 

養成目的・都道府県でテニスの普及発展を図るため、初心者、初級、中級レベルの愛好家やジュニアを対象に基礎的実技指導にあたる指導者を養成する。

 

 

役割・愛好家や発達期の子どもたちに対し、一貫指導プログラムに則り、テニスの基本的な指導にあたる。

 

 

受講条件・受講年度の4 月1 日現在満18 歳以上で下記の条件を満たす者。@テニス指導にあたっている者、またはこれから指導者になろうとする者で、都道府県テニス協会が認めた者。※技術程度レベルは、基礎技術において方向・回転・距離・スピードのコントロールができる。※免除条件については別途定める。

 

 

カリキュラム・共通科目35h(共通T)専門科目40h

 

 

受講料・共通科目 19,800 円(税込・教材費含む) 
     専門科目 15,120 円(税込・別途必要経費がかかる場合もございます)

 

 

登録料(4年間)・15,000 円(初回登録時のみプラス3,000 円)

 

 

更新のための義務研修・資格有効期限が切れる6 か月前までに日本テニス協会または日本体育協会が認める研修会を受け、更新に必要な4ポイントを獲得しなければならない。※研修ポイントの詳細については別途定める。

 

 

担当委員会 日本テニス協会 コーチング委員会
※金額は変わる場合がありますので確認して下さい。

 

 

□テニス教師受講内容

 

 

■公認テニス教師

 

 

養成目的・民間テニスクラブにおいて、初心者、初級、中級レベルの愛好家やジュニアを対象に、基本的実技指導にあたる指導者を養成する。また、サービス業として顧客に対する応対ができ、社会的適応能力のある人材を育成する。

 

 

役割・初心者・初級・中級レベルの愛好家やジュニアに対し、基本的な実技指導にあたるとともに、スクールの指導カリキュラムの作成・実行に参画する。

 

 

受講条件・受講年度の4 月1 日現在満20 歳以上で下記の条件を満たす者。@テニスクラブ・スクールにおいてテニスの指導にあたっている者、または、これから指導者になろうとす
る者。※技術程度レベルは、基礎技術と応用技術において方向・回転・距離・スピードの安定したコントロールができる。※免除条件については別途定める。

 

 

カリキュラム・共通科目152.5h(共通T+U+V) 専門科目140h(実習80h)

 

 

受講料・共通科目58,320 円 専門科目135,000 円

 

 

登録料(4年間)・20,000 円(初回登録時のみプラス3,000 円)

 

 

更新のための義務研修・資格有効期限が切れる6 か月前までに日本テニス協会または日本体育協会が認める研修会を受け、更新に必要な12ポイントを獲得しなければならない。※研修ポイントの詳細については別途定める。

 

 

担当委員会 日本テニス協会 コーチング委員会
※金額は変わる場合がありますので確認して下さい。

 

カリキュラムの内容は指導者・テニスコーチ基本講座にまとめてありますので参考にしてください。

 

 


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