顧問になって1番にすることは「コートに立つ」

 

新任や異動で部活についた時、一番にやるべきことは「生徒より早くコートに立つ」ことです。確かに、はじめての学校で仕事もあるでしょう、分からないことも多いと思います。しかし、選手にすればあなたはもう部活の先生なのです。

 

 

これまでにテニスを通じて数多くの先生に出会いました。現在は全国大会の常連校になっている先生方も、顧問・監督になりたての頃はなかなか勝てなかったと聞きました。

 

 

その時に何をやっていたのかが大変ヒントになると思います。最初に書いていますが「生徒よりも早くコートに立つ」を実行しています。もちろん、毎日出来る訳ではありませんが、出来るだけ早く、出来るだけ多く選手の元へ行く姿勢は、すべての先生に共通でした。

 

 

なぜ、生徒より早く行くのか?選手のことを知るためには、コートに先に入って、練習に来る態度やヤル気を感じなければなりません。練習前、練習中、練習後の選手の態度と気持ちの移り変わりを見ていただきたいのです。そこには選手の個性が見えるはずです。

 

 

選手を監視するのではありません。観察するのです。選手ひとり一人をよく見てあげてください。選手は顧問・監督から見られていることでモチベーションが上がります。指導者が選手をほったらかしにしている部活には活気は見えません。「コートに立つ」ことがコミュニケーションの第一歩です。


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