顧問になって2番目にすることは「正当評価」をもつ

 

顧問になって2番目は「コートに立つ」から、選手を「正当評価」するになります。テニスを分からなくてもコートでの観察によって選手個人の性格や運動能力はある程度見分けることができます。

 

 

それらを現時点での評価をしておくことが次のステップに欠かせません。例えば、練習が1時間程度で疲れていた選手が3時間の練習についてこれるようになった場合。顧問はその上達の評価を選手に誉めることで伝えます。反対に、いつも早く練習に来ていた選手が遅刻が増えだしたときは、個別に呼んで今までの評価を説明してから選手に理由を聞きます。

 

 

選手からすると顧問が自分に対してきちんと見てくれていると感じます。特に、自分を過小評価する自信のない選手などは、その評価により自信を取り戻す選手も出てきます。

 

 

このように、顧問が「正当評価」していることで、選手と話すときに指導者側の選手像を伝えることができます。さらに、正しい評価をされていると選手が分かれば、顧問との信頼関係が深まります。これが、コミュニケーション力になるのです。


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