心技体視のトータル思考とは

 

 

心・技・体・視のトータル思考(指導者用)

 

ひとり(チーム)のアスリートをトップアスリート(集団)にするためにはトータルでアプローチする必要があります。

 

指導者として、選手の10年先を読み、今長所はどこで又何を強化すれば大輪の花が咲くか!を考えたいものです。

 

心・技・体・視とは、別個のものではなく常に重なり合っています。そこで指導者は、選手に心・技・体・視の理解(学習)をさせ潜在意識にインプットさせる必要があります。

 

選手には押し付けではなく、「気づき」をさせたいと思います。そのためには、指導者自身の「気づき」が大切です。 

 

いい指導者の条件、それは左脳「考える力」と右脳「感性」のバランスです。
いい指導者に出会った選手は、しあわせです。
いい選手と出会った指導者もまた、しあわせです。

 

□技術 テクニック
・基本練習(学習)・ピンポイント練習 ・応用練習・練習試合・地域大会 ・全国大会 ・戦術・戦略

 

□心=脳メンタル
・リラックス・集中力(感覚)・感情コントロール・プラス思考・目標設定・イメージ・コミュニケーション(チームワーク)

 

□視覚 ビジョン
 視覚の三機能
・感覚機能・運動機能・情報処理機能 
 スポーツビジョン
・周辺視・瞬間視・追跡視・跳躍視・空間認識視・眼と身体の協調

 

□体力 フィジカル
・コーディネーション・柔軟性・持久力・筋力・スピード・パワー・コンディション 

 

トレビック すぎむね より引用

 

 

「心技体視のトータル思考」の発案者である椙棟先生の資料を許可を得て掲載させていただきました。この考え方はテニスコーチ(スポーツ指導者)の基礎となります。

 

 

具体的には、テクニックを一番に考えて、フィジカル・メンタル・ビジョンはすべて2番になります。これらはテクニックを使うために絡み合っています。

 

 

選手を見ていると(指導していると)、何をアドバイスすれば良くなるのか分からなくなる事もあります。自分の知識、経験だけでは指導できないと感じるときもあります。しかし、その時にもう一度「心技体視」を見つめなおしてください。自分の中に何か気づき、ヒントが見つかるかもしれません。経験上、以外に簡単なところを見落としているケースがあります。

 

 

選手育成に、真剣に向き合えば向き合うほど不安との戦いです。特にコーチは、選手の試合結果がコーチの試験のようなものです。良くても悪くても、結果に対して謙虚に向き合う姿勢がコーチの気づきと閃きを生みます。

 

 

選手育成は一朝一夕で出来るものではありません。試合に勝てなくても、今やらなくてはいけないことがあります。選手の成長過程をしっかりと見つめ、どの年代から成功をおさめさせるのか判断し実行していかなければなりません。選手にその年代での忘れ物をさせない勉強と指導が大切です。

 

 

将来大輪の花が咲く指導を志したいものです。「ネバーギブアップはコーチの魂!」

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