チームを強くする練習法

 

練習を見れば強いチームかどうかある程度分かります。一生懸命、数多くのボールを打ち真面目に練習に取り組んでいるチームはたくさんありますが、結果が同じとは限りません。なぜなら強くなるためのポイントは「一生懸命」ではないからです。

 

 

勝てないチームと勝つチームはどこが違うのか?答えは「集中力」です。強いチームでは一生懸命は当たり前のことで、これでチーム力に差が出ることはありません。

 

 

いくら集中力を上げても、あまりにも練習時間が違う場合はチーム力が上がらないケースもあります。質×量=チーム力とすれば分かると思います。進学校や校則が厳しい学校では、部活の練習時間が限られています。質を高めてもあまりにも量が足りなければ結果に結びつきません。

 

 

では、具体的に集中力のある練習とはどのようなものなのか?それは、ミスをしない練習です。そんなことは分かっていると思われた方も多いと思います。しかし、本当に出来ているのでしょうか?ミスをしない練習とは、ボールの高さ、速さ、深さが一定で打ち合えているかどうかです。

 

 

もっと詳しく言うと、打ちあっている選手同士がペースをそろえることができる、ショットの再現性が高い状態が続けられるということです。つまり、いつも同じボールが打てるということは、同じ打点に入り、同じインパクトで、同じスイングで打つことです。

 

 

やってみると分かりますが、同じペースで打つにはフットワークからスイングバランス、インパクトなどすべてに集中し続けなければできないことです。それを全員がやっている、やろうとしているチームが強いのです。

 

 

自戒を込めて、このようなチーム環境に出来るように指導していかなければなりません。


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